視点を変えると知らない世界が見えて来る地べた探検

2017/02/24 レポート

■採択助成番号
28-6112-018
 
■実施場所
馬入水辺の楽校
 
■実施期間
2017年2月18日
 
■実施団体
馬入水辺の楽校の会
 
■代表者
臼井 勝之
 
■報告タイトル
視点を変えると知らない世界が見えて来る
地べた探検
 
■本文
「ロゼットになってみよう」と、みんな地面に寝転んだ。
ゴロゴロしてみる。空が青くて、なんだか気持ちがいい。
ここでは服が汚れるからと誰も叱らない。あちこちで笑い声が聞こえる。
あたりを見回すと、メマツヨイグサやスイバなど、冬越しの植物があちこちにある。
地面にぴったりと這いつくばり、冷たい風を避けている。
石の裏や落ち葉の下など、生き物探しに熱が入る。
朽木をひっくり返したり、木の皮を剥いでみると、ムカデやカメムシの仲間など、たくさんの生き物が冬を越していた。
ハイライトはコガタスズメバチ。朽木の中に穴を掘り、じっとしていた。
夏は怖くて近寄れないが、冬は動かないので、じっくりみることができる。
ちびっこ達の目が輝いている。
自然観察は、目先を変えると見えないものが見えて来る。
地べた探検は面白い。子供も大人も熱中する。
定番の催しになりそうだ。
この日のおまけは、クズのつるのターザンごっこ。
時間が来ても。帰ろうとの声が上がらない。
■参加者19人:子供8人、大人6人、スタッフ5人
 
■写真1
地面に寝転び、地面の温かさを知る。
ロゼット遊びは、なんだか気持ちがいい。
 
■写真2
ヘラオオバコのロゼット
草花の冬越しの姿をロゼットという。葉を広げ、太陽の光しっかりと受け止めている。
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