「府中市子どもの水辺」における多摩川で楽しく学ぶ体験型河川環境学習事業

2015/11/10 レポート

採択助成番号
27-3191-004
活動種別
イベント開催
実施場所
多摩川大丸堰周辺及び大師河原干潟館周辺
実施期間
2015年07月25日~2015年10月17日
実施団体
府中水辺の楽校運営協議会
代表者
川辺 万吉
本文
 7月25日(土曜日)に、小学生と保護者を対象に、市内を流れる多摩川の河原でサマースクールを実施しました。府中水辺の楽校開校10周年を記念し、国土交通省京浜河川事務所、多摩川漁業協同組合、一橋大学ラフティング部、NPO法人あばれんぼキャンプなどの協力でカヌー・ボート体験の実施、昆虫採集、植物観察、水生生物の展示ブースを出展しました。当日は厳しい暑さの中での活動でしたが、参加者は身近な多摩川の自然の豊かさを楽しみながら学ぶことができました。
 10月17日(土曜日)には、小学生を対象に、活動場所である多摩川中流域を離れ、河口域の豊かな自然を観察するため、神奈川県川崎市にて河口観察会を実施しました。府中水辺の楽校スタッフ含む総勢40人で参加しました。河口ではハゼ釣りを体験しました。マハゼ、チチブ、マルタウグイなどを釣ることができました。昼食では、ハゼの天ぷらやシジミ汁が振る舞われ、美味しくいただきました。午後は、大師河原干潟館内で干潟のこと、干潟に生息する生き物のこと、また釣れた魚の説明とその魚のさばき方の実演があり、数人の子がハゼのさばき方を現地スタッフから教えてもらいながら挑戦しました。また、館内には、多摩川河口域の生き物が観察できる水槽が展示されており、魚のほかにアシハラガニやクロベンケイガニといったカニなども観察することができました。

 
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